「AIR JORDAN 4」は1988-1989年シーズンに登場しました。ファーストカラーのブラック/セメントグレーが発売されたのが1989年2月で、初めてグローバルリリースされた記念すべきモデルでもあります。デザインはティンカー・ハットフィールドです。当時ナイキのバスケットシューズ初のスピードプレイヤー向けのバッシュ「AIR FLIGHT 89」のソールユニットを使用し、シュータンには"FLIGHT"のロゴが入っています。メッシュパネル、プラスチック製のアイレット、ヒールプロテクターのパーツも当時のバスケットシューとしては革新的でした。バスケットボールだけではなくSPILE・LEE監督が手掛けた当時のコマーシャルや1989年に公開されたSPILE・LEE監督の映画「Do the Right Thing」の劇中で、ジャンカルロ・エスポジート演じる"バギン・アウト"がバードのTシャツを着た白人男性にシューズを踏まれるシーンは印象的で映画やコマーシャルを通して「AIR JORDAN 4」はさらに有名なモデルとなりました。
今作は1999年に「AIR JORDAN 4 RETRO+ LS」として、これまでのバスケットボール用ではなくサイドのメッシュを無くし、踵のプラパーツもタンブルレザーで仕上げタウンユース用のライフスタイルモデルとして発売されたカラーの復刻版。